「ブロックチェーンの衝撃」を読んだ

ブロックチェーンの衝撃」を読んだ。 

ブロックチェーンの衝撃

ブロックチェーンの衝撃

 

 買ったの去年の9月っていう。興味本位で買ってちょろっと読んで続きを読んで無い本がたくさんある。こういうの消化できるとちょっとスッキリするね。

 

ざっくり書くと詳しい方々が様々な視点でブロックチェーンの技術や将来性などを語ってる。個人的には既知の情報が多かったけど、ブロックチェーン界隈の概要を掴むには良い1冊かもしれない。

 

とはいえ技術的な説明に関してはより具体的なものが出ているし、業界動向の情報ソースとしては古くなってるから手放しではオススメできないかな。たぶん買ったタイミングだったらもっと高評価だったと思う。まぁこの辺は業界のスピード感が速すぎるからしょうがないよね。

 

とりあえず今はミニマムな形でお遊びプロジェクト始めたいんだけど、なにつくろっかなーって考え中。HyperLedger FabricかNEMいじってみようかな。

 

「批判なき政治」を批判する

元SPEEDの今井絵理子氏がTwitterで「批判なき選挙、批判なき政治」を目指すと言って話題になっていておもしろい。

 

anond.hatelabo.jp

 

togetter.com

 

ざっくり書くと今井氏が批判という言葉を悪いことといったニュアンスで使ってるんだけど、いやいや批判ってそうじゃないだろうと。もしかして現代の若者にとって批判ってそういう解釈になっているのか?的な議論が盛んに行われている。

 

私は20代後半だが批判という言葉が悪いものだとは捉えてなかった。文学、音楽、映画などエンタメが好きで育ってきたからかもしれないけど、批判があってこそより良いものが生まれると考えているタイプだ。だからこの件はハッとさせられた。

 

批判という言葉の意味を調べると、解釈のひとつとして「人の言動・仕事などの誤りや欠点を指摘し、正すべきであるとして論じること。」デジタル大辞泉では定義されている。

 

kotobank.jp

 

批判という言葉のイメージが悪口を言われるということになっている気がする。というか非難とごっちゃになってるのかな。

 

kotobank.jp

 

 

私個人の解釈としては「あいつはダメだ」「この作品は気に入らない」なんてのはただの悪口で、「ここは良くないけどこうしたらもっと良くなるのではないか」って感じの建設的な意見や、良い点悪い点の双方が述べられているものが批判だと思っている。だから批判は積極的にされるべきという考え。

  

今井氏のニュアンスはたぶん「文句言われない政治を目指して一生懸命頑張ります」的な感じで決して「イエスマンだらけの世の中にします」ってことではないと思う。日本語って難しいね。

 

これは批判か、悪口かっていう判断が出来るAIがあったらおもしろそう。それを用いた批判は通すけど悪口は通さない匿名サービスとかあったら流行るんかな。荒れない2ちゃんねる的な。でも結局それってAIの判断基準云々で揉めそうな気もするなー。っていう空想してる時間が1番楽しかったりする。

 

個人的に悪口や人格攻撃は時間の無駄だと思ってるからもっとゆるい世の中になったらいいね。

consensus2017報告イベントに行ってきた

 

consensus2017報告イベントというブロックチェーン関連のイベントに行ってきた。

 

eventregist.com

 

業界の最先端事情を語るってことで、コアな話が多くて面白かった。具体的な内容書くのめんどくさくなるくらいには濃かった。特にシビラの篠原さんがぶっ飛んでて最高。めっちゃロックだわ。行ってよかった。

 

ブロックチェーンに関しては1年前くらいから業界動向追い始めてるんだけど、改めて最近おもしろくなってきたなーという感じ。ビットコインを始めイーサリアムやリップルとかの仮想通貨の投機対象としての話題性然り、ICOバブルによってベンチャー界隈が色めき立ってる感じ然り。

 

でも個人的には市場的な盛り上がりに対して技術的な不安点が多すぎるよなぁって感じ。今まさにビットコインは仕様変更に関して大揉めしてるし、イーサリアムも求められてるビジネススキームに耐えうる実用性は現状無いと思う。期待感だけどんどん膨らんでて現実が全然追いついてない。

 

というわけで今のバブルも弾けると思うんだけど、そうやってビルドアンドクラッシュしていく業界の荒波に身を任せてみようかなって最近決めた。エンジニアとして。具体的に何をやるかはまだ考え中だけど。

 

現実的な問題点は沢山あるけど、それを上回るくらいの夢があると思う。常にワクワクすることをしていたいね。 

システムを「外注」する時に読む本を読んだ

やまもといちろうさんのブログで気になって購入。

やまもといちろう 公式ブログ - 【書評】目次ですでに感動巨編『システムを「外注」するときに読む本』 - Powered by LINE

 

システムを「外注」するときに読む本

システムを「外注」するときに読む本

 

 

おもしろかった。タイトルだけ見るとちょっとお固そうな感じだけど内容は物語形式ですごく読みやすい。様々なプロジェクトで問題が発生し主人公が成長しながら解決していく。

 

私がプログラマという仕事を始めてからもう約7年半が経つ。最初の3年は小さい受託開発会社で働き、その後はずっとフリーランス。つまり「外注」される側の人間だ。大小を含めて30以上のプロジェクトに関わってきた。

 

システムが当初のスケジュールや仕様通りに納品されるという意味での成功をした案件なんてほとんど無く、更にビジネス的に成功したプロジェクトなんてあったかな、、という感じ。残念ながら。この本を読んで改めて痛感したのは要件定義とリスクコントロール超大事ということ。当たり前なんだけど、当たり前のことを当たり前にするのが1番難しいよね。

 

「外注」というのがテーマだから物語は主に発注者と開発ベンダの構図で語られるんだけど、これって自社開発に置き換えたら社長と社員みたいな関係性でも通ずると思う。だからシステム開発に関わる人は全員読んだ方がいいのではないかと。良書。

初めてiPadを買って1週間が経った

iPad Proを買った。先週発売した10.5インチのやーつ。Apple PencilとSmart Keyboardも。

 

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iPad Pro - Apple(日本)

 

欲しいものは割と衝動買いしがちなんだけど、いいお値段するからさすがに小一時間迷った。なんとなく欲しいけど必要かっていうとうーんって感じで。でも結局最後は勢いでポチってた。どうせ金があっても飲み代で消化しちゃうからね。だったら固定資産的な意味合いで持っとくのもありか的な自分への言い訳をしつつ。iPadがあることで生活がどう変化するか興味があった。

 

そして届いてから約1週間、なんやかんやヘビーに使っている。まさにiPhoneMac Bookの中間って感じで、その2端末を触る時間が減ってiPadが中心の生活がになりつつある気がする。といっても今のところ主な使用用途はYouTubeNetflixみるのとKindleで本を読むくらいなんだけど。

 

1年前くらいにAmazonのFireタブレットを買ったんだけど、結局たまに読書するだけの端末になってしまっていた。iPadも同じ轍を踏むかと思いきや全然違った。値段差があるから仕方ないと思うけど、Fireタブレットに比べると全然ストレスがない。サクサク。

 

仕事に使えるのかどうかってところも気になってたんだけど、Smart Keyboardが予想外に打ち心地が良い。この記事もiPadで書いている。打ち合わせでメモ取ったりアイデアまとめるような時はiPadで十分だなーという感じ。割と10.5インチってのが大きすぎず小さすぎずで絶妙に使いやすい感じがする。

 

Apple Pencilはすごいけど使いこなせてない。イラスト描く人だったら鬼に金棒って感じはする。今のところメモ帳に使うか子どもの落書きのような作品を作り上げるかくらいしかしていない。大人になって暇つぶしに絵を描くなんてずっとしてなかったけど楽しい。今度公園に行って写生でもしようかななんてことをぼんやり考えている。

 

というわけで現状はすごく満足してる。買ってよかった。これからiOS11で更に使いやすくなるみたいだしね。パブリックベータはよというお気持ち

ファイトリーグおもしろい

ミクシィもといXFLAGの新作スマホゲー、ファイトリーグを始めてみた。

端的に言えばよく出来ててスマホゲーの覇権取りそうな印象。

 

気がつけばインストールしてから2時間半ぶっ続けでやってた。最初に10連ガチャで神引きしたのが大きい気がする。最高レア度のUSが3種でて排出率甘くねーかと思ったら結構ラッキーなことに後から気づいた。

 

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カジュアルゲーかと思いきや結構戦略性を求められて最初は疲れるな、、と思ったけど慣れてくると楽しい。結構僅差でギリギリまで勝敗わからないバトルが多くておもしろい。タッグでやったらもっとおもしろいんだろうなと思いつつ、小心者だから胃がキリキリしそうでもある。

 

今のところ無課金でも十二分に楽しめる感じだし、しばらく遊んでみようと思ふ。

 

 

いつだって始めの一歩

ブログを始める。

インターネットに出会ってから何回目になるだろうか。

飽き性だから大体長続きしないのだ。

 

いわゆる思想や日常を垂れ流すだけのブログはよく考えてみると3年ぶりくらいになるかもしれない。ここしばらくは人間関係に疲れてしまってオープンなスペースでアウトプットすることを敬遠していた。

 

じゃあなんで始めようかと思ったかっていうと、自分でもよくわからない。phaさんのひきこもらないを読んでる途中に無性に始めたくなった。それだけ。

 

ひきこもらない

ひきこもらない

 

 

最近頭の中でいろんな思考がぐるぐるしている、整理されてない感じがあって、日々考えていることを文章にすることで少しすっきりするかもしれないなんてことをちょっと期待している。

 

明日書くかもわからないし、方向性とかも特に考えていない。気の向くままに。ここ数ヶ月でちょっと自分が変化したかもしれないと感じるのは、とりあえずやってみることが増えた。

 

今までは目的ドリブンに動くことが多かった。例えばブログ作るならアフィリエイトで月◯◯円稼ぎたいから記事◯◯本書いて...みたいな全部目標から逆算して動く感じ。でも結果にこだわらずただやってみるってのも面白いのかもしれないっていうのが最近のマイトレンド。

 

何か変わるかもしれないし、何も変わらないかもしれない。

そんな一歩がこのブログ。