【ICO】詐欺ってなんなんだろうね

Twitterを眺めているとICOしているあのプロジェクトは詐欺だとか、そうじゃないとかいう話がよく流れていて、詐欺とは一体なんなんだろうっていう気持ちになっている。

 

Wikipediaで詐欺を調べると民法上は

 

他人を欺罔(ぎもう:人をあざむき、だますこと)して錯誤に陥れること。詐欺による意思表示は、その意思の形成過程に瑕疵があるため取り消し得るものとされる(民法第96条)。

 

こんな感じの定義がでてくる。

 

明らかに騙すつもりで悪意を持ってやっているプロジェクトはどう考えても詐欺だからまぁよい。いや存在するのはよくないけどたぶんそんなことをどれだけ思ったって無くなることはないから。気をつけるしかない。

 

個人的に心配しているのはがんばったけど頓挫しちゃうプロジェクトがこれから大量に発生するはずで、それに対して詐欺だ!騙された!と騒ぐ人が一定数現れるのではないかということ。

 

本来全く悪意のないプロジェクトが一部の人に詐欺認定されて、そのプロジェクトメンバーが次に何かチャレンジする時の足枷になったら非常にもったいないと思う。

 

プロジェクトが失敗した経緯、集めた資金の使い道の報告を誠実にやればある程度は減るんだろうけど、それでも文句言う人はいそう。それは株式会社でも似たようなケースありそうだから追々調べてみたい。

 

VCとか個人投資家とかから出資受ける場合は出資者全員に対して事情報告しやすいからあまり揉めなさそうだけど、ICOだと数千人、数万人を相手にするわけだからうまくいかなかった時の出資者に対するケアがすごく重要だよね。この辺は法整備とかでも解決すべき問題なのかもなぁ。

 

という所感。