アジア太平洋卓球リーグ「T2」がおもしろい

昨日から新しい卓球のプロリーグ「T2」が開幕した。

 

ざっくり説明すると世界の各国から24名の男女トップ選手が集まり、4チームに分かれ約半年間で全228試合のスケジュールをこなす。賞金総額はなんと150万ドル。

 

日本男子からはリオ五輪銅メダリストの水谷隼、その水谷を破り世界選手権ベスト8入りし、彗星の如く世界に名を轟かし始めている14歳の張本智和も出場する。女子からはみうみまと並んで活躍している16歳の早田ひなが出場。その他にも各国ベテランから若手まで、卓球ファンなら垂涎もののメンバーが集っている。

 

このリーグの革命的なポイントは、すごくエンタメ精神に溢れているという点だ。卓球をクールなスポーツに見せようという心意気をすごく感じられる。試合が24分の時間制限付きだったり、チームの勝敗が総セット数で決まったり、ユニークなルールもいくつかある。

 

プロモーション映像はまるで海外のドキュメンタリー番組をみているかのよう。会場はハリウッド映画でも使われる撮影スタジオらしい。

 

youtu.be

 

いくつか試合をみたけど、選手たちが楽しそう。魅せることを意識して普段と若干違うプレーをしてる選手もいる。スーパープレイして思わず笑顔の丁寧ちゃんすごく可愛い。

 

ボールボーイがいるから選手がボールを遠くまで拾いに行く必要がないってのも卓球界的には新しい。選手が思わずいつもの癖で拾いに行っちゃう感じ、人間の習慣ってのは面白いよね。

 

なによりプロの試合を定期的に見られる機会ができたのはすごく嬉しい。私が学生の頃なんて地上波での放送も滅多に無ければネット上にも全然動画がなかった。卓球好きにとってはどんどんいい時代になってると思う。これからも楽しみにしたい。